地域市場 × 遠隔入札・自動集計実運用中

紙の入札と手作業の集計を、遠隔参加できるWeb市場へ。

市場へ足を運び紙へ記入していた入札を、スマートフォン・タブレット・PCから参加できる仕組みに変更。入札内容の集計と結果確認も同じ流れへつなぎました。

市場運営の流れを、Webで一つにつなぐ。

以前
3人で入札票を読み合わせてPCへ再入力し、集計に数時間かかっていた
実装
遠隔入札、自動集計、結果確認、CSV出力、例外時の手動調整を一つのWebシステムへ
確認できた変化
集計担当を3人から1人へ、作業時間を数時間から約30分へ短縮
地域市場の入札をスマートフォンやタブレットから受け付け、運営側が入札結果を自動集計・確認する匿名化した画面イメージ
実際の仕組みをもとに再構成した画面イメージです。表示内容・名称・数値は架空のものです。

なぜ、切り替える必要があったのか。

システムの機能ではなく、現場で止まっていた仕事から整理しました。

対象
地域の乾椎茸市場を運営する事業者(匿名)。公開取材時には、繁忙時に数百点規模の商品と約30名の買参人が参加していました。
きっかけ
参加者は市場へ足を運んで紙へ入札額を記入し、運営側は3人で入札票を読み合わせてPCへ再入力していました。集計には数時間かかり、入力確認と結果待ちも発生していました。
導入時の判断
遠隔参加と自動集計で定型作業を減らしながら、同額入札や修正が必要な場面では運営者が最終判断できる設計にしました。現場固有のルールまで無理に自動化しないことが、導入判断の前提でした。

導入前と導入後

日々の業務がどう変わったかを、流れで比較できます。

紙の入札と手集計を、遠隔参加できる仕組みへの導入前と導入後を比較した業務フロー図

導入前

  1. 市場まで移動し、商品ごとの入札額を紙へ手書き

  2. 3人で入札票を読み合わせ、PCへ再入力・集計

  3. 入力ミスを確認しながら、参加者は結果が出るまで待機

導入後

  1. スマートフォン・タブレット・PCから遠隔で入札

  2. 入札内容を自動集計し、同額入札等の例外だけ確認

  3. 結果を各自で確認し、市場側はCSVとして出力

実際の業務内容をもとに再構成したイメージです。人物・画面・表示内容は架空のものです。

自動化する部分と、人が判断する部分を分ける。

すべてを置き換えるのではなく、定型処理をシステムへ移し、現場の判断は運営者に残しました。

実装したこと

  • スマートフォン・タブレット・PCからの遠隔入札
  • 市場回・商品・参加者・入札内容の一元管理
  • 入札内容の自動集計と結果表示
  • 同額入札や異常値等の例外確認・手動補正
  • 結果データのCSV出力

あえて残したこと

  • 市場運営者による最終判断と例外処理
  • 操作に不慣れな参加者への支援と貸出端末
  • 市場ごとに異なる運営ルールと確認手順

確認できた変化

集計体制
3人から1人へ公開取材記事で確認
集計時間
数時間から約30分へ公開取材記事で確認
参加方法
現地参加から遠隔参加にも対応稼働中の運用で確認

公開記事と継続運用の記録で確認できた範囲のみを掲載しています。売上額や満足度など、裏付けが十分でない数値は掲載していません。

導入後も、現場に合わせて改善

2023年の導入後も運用を継続し、別地域の市場へ展開。実際の市場運営で見つかった確認作業や入力ミスの起き方に合わせて、画面と処理を改善しています。

  • 同額入札になった履歴を運営側が確認しやすくする
  • 市場回のラベル表示と絞り込みを分かりやすくする
  • 通常と大きく異なる入札差を警告し、画面上で修正できるようにする

同じ課題があるか、ここから確認できます。

該当する状況と、最初に整理したい質問をまとめました。

相性が良い状況

  • 紙・FAX・Excel等で入札や受付を集計している
  • 参加者が会場へ移動しなければ業務に参加できない
  • 複数人で読み合わせ・再入力・確認を行っている
  • 通常処理は定型だが、例外だけ人の判断が必要

最初に確認すること

  1. 1回の開催で、商品・案件・入札は何件ありますか?
  2. 受付から結果確定まで、何人が何時間作業していますか?
  3. 同額入札や入力誤りなど、どの例外を人が判断していますか?
  4. 参加者は現地以外から業務へ参加できていますか?

御社のホームページなら、
何を仕事につなげられるか。

まずは現在の保守費と運用状況から、対象になるか確認できます。

3分で対象になるか確認する